「ファイナルファンタジー XIV」新プロデューサー吉田直樹氏インタビュー(前編) 「新体制は合議制ではない」。強い覚悟で臨む新プロデューサーの開発ポリシーを聞く

編: MMOのコアプレーヤーである吉田さんから見て、現在の「FF XIV」はどのように写っていますか。
吉田氏: 一言で言えば「わかりにくい」ゲームだと思っています。おもしろさを伝えるのに四苦八苦している。「ドラゴンクエスト」関連で、堀井雄二さんと仕事をさせていただいたとき、最も勉強になったのが「わかりやすさ」と「インターフェイス」でした。ゲームやシステムのルールがわからなければ面白いも、面白くないもない。インターフェイスが直感的に使えなければ、結果的にゲームのルールもわからない。不必要に用語を増やすべきではない。ルールがわかりやすければ、人によって面白いか面白くないか評価してもらえる。