【電子書籍最前線〜キーパーソンに聞く】 第1回:いつでもどんな端末でもブラウザさえあれば読める「Google eBooks」 グーグル株式会社・佐藤陽一氏

自分が好きなビューアーで見たいというニーズ、PDFやEPUBでダウンロードできることが大事というユーザーもたくさんいると思います。そうした方々のためにも、ファイルをダウンロードできたほうがユーザーのためになるかと思います。ただ、ブラウザーでの表現やブラウザー自体の技術も、これからも進んでいくと思います。そのため、ダウンロードの重要性は少しずつ減じていくのではないかという気はしています。

電子書籍化というとハードルが高いと思われている出版社さんもいるでしょうし、コストをかけてまで参入するのは厳しいという出版社さんも少なくはないでしょう。そもそも、Googleブックスは本を検索可能にするためにすべてのページをスキャンしていて、それを有料で100%読めるようにするのがGoogle eBooksということですので、出版社さん側のハードルとしては低いと思います。本をお送りいただければこちらでスキャンしますので。

マンガも、積極的にやっていきたいと思っています。

Google eBook:それってこれだけ?