グリー田中社長が明かした創業当初の苦労、「サーバー代は…」

田中氏は当時を振り返り、「今だから話せるが、クレジットカードでキャッシングをしながらサーバー代を払っていた」と笑いながらも、創業期の苦労を明かした。その一方で、米ツイッターは投資家からの多大な資金で事業が運営されている。田中氏は状況の違いを、「言語が違うから対象ユーザーも違う」ため、「成功したしたときに会社の価値が100億円なのか、1000億円なのかと10倍も違うと、投資するお金も違ってくる」ことを指摘。具体例として、「Dropbox」「Evernote」「LinkedIn」の3つを挙げ、「これは日本だけでやっても絶対に大きくもうからない。ユーザーの母数が違うとエンジニアの数も変わり、そこで優劣を比較されると厳しい」と、日本のWebサービスが資金調達で苦労する背景を説明した